こんにちは、なゆかまです。
みなさんは新生児黄疸ってご存じですか?
私は自分の子供がそう言われるまで知りませんでした。
初めての出産で、子供が新生児黄疸だと言われたら不安ですよねTT
私は長女を出産した時、子供が新生児黄疸だと告げられました。
数値が下がらず、光線治療をする事になり、子供の退院する日が私の退院する日よりのびました。
7年前のことになりますが、私の体験談をつづっていこうと思います。
無事出産!問題なく過ごしていたのに…
長女の出産は、陣痛から出産まで8時間程度の安産でした。
(もちろんすんごい痛かったけどね!笑)
産まれてからは母乳も出て、しばらくは特に問題はありませんでした。
ただ私は、初めての子供で、オムツを替えるのも、母乳をあげるのもはじめて!
安産だったとはいえ、大変な出産のあと、すぐの母子同室。(母乳推進の病院でした)
割と助産師さん達がスパルタで(笑)頻回授乳の日々。
身も心も疲れ切っていたと思います。
そんな中、入院4日目ぐらいだったかな?
「黄疸の値が高い。新生児黄疸です」
と告げられました。
え、新生児黄疸って何?病気なの?
顔からサーっと血の気が引いたのを覚えています。
新生児黄疸って何?
新生児黄疸は、血液中のビリルビンという物質が増加することで起きます。
便をすることによってビリルビンが排出されるのですが、赤ちゃんの消化器官はまだ未熟で、おいつかないと新生児黄疸になるそうです。
赤ちゃんは出生後、自分で呼吸をするようになると、胎内にいたときよりも赤血球が少なくて済むため、余分な赤血球は破壊され、ビリルビンとなります。しかし、生まれたばかりの赤ちゃんの肝臓では、たくさんのビリルビンを処理しきれず、一時的にビリルビンが血液の中にたまります。 ビリルビンは黄色い色をしているため、皮膚や白目が黄色っぽくなる黄疸が現れますが、1週間から10日ほどで自然に消えていきます
出典元:https://st.benesse.ne.jp/word/shussan/content/?id=55816
母乳をあげていると黄疸が出ることが多いそうで、私はそれに該当しました。
兄弟児もなりやすい、と言われましたが、実際次女の出産の時も黄疸の数値はギリギリでした。
新生児黄疸の治療法
私の場合、ビリルビンの数値が上がっていったので、光線治療をすることになりました。
看護師さんに、見た目でびっくりしちゃう人もいるけど、治療だから大丈夫だよ、と言われたのを覚えています。
実際見たら、結構ショックでした。
保育器中に入れられて、目は黒いアイマスクのようなテープでとめられ、光をあてて治療します。
こうすることで、ビリルビンの排出を促すのだそうです。
光から目を守るためにアイマスクをします。
今考えるとどうみても見た目が日やけサロンなんですが(笑)
当時の私の精神状態ではそうは思えませんでした。
私のせいなのかな、目をテープでとめられてかわいそう、なんでうちの子だけ…
その時は光線治療を受けているのが私だけだったので、とっても心細かったです。
子の退院のびる。私はどうする?
その後数値が下がることなく、退院の日がせまったとき、
「お子さんはこのまま入院になります」
と告げられました。
その時まで泣いてなかったんですけど、この時ボロボロに泣きました。笑
私の号泣具合をみかねたのか(笑)看護師さんが、
「お母さんの退院をのばすこともできますよ」
と言ってくれました。
え、伸ばせるの?なら伸ばします!
総合病院だったので、食事が産褥食から付き添い食に変更になりましたが、
赤ちゃんの退院まで一緒に過ごすことができました。
(余談ですが、産褥食が豪華だったので、付き添い食の貧相さに愕然としました。笑)
実際、退院がのびたのは1日だけで、次の日には退院でき、1週間後の再診でビリルビンの値もさがって、やっと安心することができました。
今思うこと
今思えば、先生や助産師さんたちをもっと頼ればよかった!と思います。
はじめての育児で、しっかりしなきゃ、退院したら私一人だけなんだからなんとかしなきゃ、という気持ちが強すぎて、助産師さん達に甘えることができませんでした。
だから、新生児黄疸と言われてた時も、気持ちを押し隠してしまったので、退院がのびると言われた時に爆発してしまいました。
助産師さんに言えば赤ちゃんを預かってももらえたのに、言えなかった。
ちょっとぐらい預かってもらって、睡眠時間を確保すればよかった。
もっと感情を出せばよかったと思います。
「新生児黄疸はよくあることだから大丈夫だよ」
と言われましたが、そんなん言われたって不安です(笑)
初めての子供で、光線治療をします、目をテープでとめますなんて言われたら、そりゃ不安にもなります。
「先生!不安です!」
と素直に言えればよかったんですが、いい子ちゃんだったので、はい、わかりました、しか言えませんでした。
自分の不安がなくなるまで、先生や助産師さん達とお話すればよかった。
今ではそう思います。
新生児黄疸は、よくあることだそうです。
もちろん、病気が隠れてることもあるので、一概に大丈夫だよ、とは言えません。
でも、その時の私に、こんな体験談もあるから、不安になりすぎなくて良いよ、もっと他人に甘えていいんだよ、と伝えたいです。
ではでは!
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